鼻うがいと聞いてどう思いますか??
「鼻うがいは痛い」の?
「鼻うがいは簡単にできる」の?
「鼻うがいにはどんな効果」があるの?
「鼻に水を入れるなんて痛いでしょう!」「そんな怖いこと出来ない。。。」と思う方も多いはず。
プールなどで鼻に水が入りツーンとした痛みを経験したことがあるかと思います。
確かに鼻に水を入れるなんて恐ろしい・・・ですよね。
でも、鼻うがいは「正しくやれば痛くないんです」
本日は鼻うがいの簡単なやり方と鼻が痛くならない生理食塩水の正しい作り方をお伝えします。
アレルギー性鼻炎・花粉症対策に鼻うがいをはじめてみませんか。
鼻が痛くならない正しい生理食塩水の作り方
鼻うがいをする際、真水でおこなうとツーンとした痛みが強いです。
これは体液と水の浸透圧が違うため痛みが起こるそうです。
痛くない鼻うがいをするためには生理食塩水を正しく作る必要があります。
また、鼻うがいをする際は体温と同じくらい36℃~38℃のぬるま湯で行いましょう。
生理食塩水の作り方
- 1リットルのぬるま湯に9gの食塩を入れて溶かします。
(500mlには4.5gの食塩 2リットルには18gの食塩) - 雑菌の繁殖を抑えるため、食塩水は作り置きせずその都度作るようにしましょう
鼻うがいの簡単なやり方 初心者でも大丈夫!
体温に近いぬるま湯になった食塩水を用意。
なれてくるとコップなどから直接食塩水を吸い上げることが出来るようですが、最初は鼻の穴に差し込めるノズルの付いた容器を使用すると良いと思います。
痛くない鼻うがいのやり方
- 容器にぬるくなった生理食塩水を入れる。
- 前かがみ(少し下を向いて)片方の鼻に容器を入れる。
- 反対側の鼻から食塩水が出て来やすいように少し頭を傾ける。
(左の鼻から食塩水を入れて右の鼻から出す場合は右に頭を少し傾ける) - 容器を指で押し食塩水を流し込む。
(最初はゆっくり入れて下さい。) - 反対の鼻から水が出てきます。
- 左右の鼻を洗浄する。
- 終わったら軽く鼻をかんで食塩水を出し切ります。
(耳に食塩水が入ってしまう可能性があるので強くかまない)
※同じ鼻の穴や口からも食塩水が出てきます。口に流れ込んできた場合は吐き出して下さい。
※やりすぎは鼻の中の粘膜を傷つける可能性があるので1日1~3回を目安にして下さい。
「アー」と声を出しなが行うと耳の奥に食塩水が流れにくくなり、無理なく鼻うがいをすることが出来ます。
いかがでしょうか?
鼻うがいは実はすごく簡単にすることが出来ます。
はじめての方には市販の鼻うがいもおすすめ
でもやっぱり怖いなぁ・・・自分にはハードルが高すぎるなぁと思った方はまずは市販で売られている鼻うがいを使ってみるのが良いと思います。
実際、私も「鼻に食塩水を入れるなんて怖すぎ・・・」と勇気が出ませんでした。
なので、市販で売られている鼻うがい器具と洗浄液300mlがセットになった「小林製薬さんのハナノア」という商品で試してみました。
鼻から出すタイプと口から出すタイプの2種類ありますが、初心者には鼻から出すタイプをおすすめしていたのでそちらにしました。
https://youtu.be/OYUJuv14NEM
実際使ってみましたが、「全く痛みはありませんでした」
鼻もスッキリして勇気を出して鼻うがいしてみてよかったです(^^)
ハナノアの洗浄液500mlがなくなったら、自分で生理食塩水を作って習慣化したいと思っています。
アレルギー性鼻炎・花粉症に効果あり?!
鼻炎や花粉症・風邪などでおこる鼻づまり・鼻水・ムズムズするなどのトラブルの原因は鼻腔内の花粉・ハウスダスト・雑菌などが原因です。
鼻うがいをすることで鼻の奥に入り込んだ雑菌や花粉を洗い流すことが出来るので、スッキリとした感覚になり症状が緩和されるのではないかと言われています。
鼻うがいは鼻の中の粘り気のある鼻水も除去出来るので、副鼻腔炎にも効果があると言われています。
鼻のムズムズ感や鼻水・鼻詰まりにお困りの方は、一度 鼻うがいを試されてみてはいかがでしょうか。
お子様も大丈夫!出来ますよ
最後に
鼻うがいをはじめるには少し勇気がいるかも知れませんが、正しく行えば痛みはありません。
そして、鼻うがいを行ったあとのすっきり感は想像以上です。
鼻水・鼻づまり・いつも鼻がムズムズするといった不快感にお悩みの方には大変おすすめです。
花粉シーズンにそなえ、朝晩の「鼻うがい」を習慣にされてみてはいかがでしょうか(^^)