現在、アルコール消毒液・除菌シートがまったく買えない状況となっています。
そこで、いま注目されているのが ご家庭に一つはあると思われる「キッチンハイター」
ハイター消毒液を正しく作って除菌対策に活用しましょう!!
本日はキッチンハイター消毒液の正しい作り方と使用時の注意点をお伝えしようと思います。
なぜキッチンハイターで除菌対策が出来るのか?
「キッチンハイター」は次亜塩素酸ナトリウムが主成分となっています。
厚生労働省のHPに消毒・除菌対策についてこの様な記述が載っています。
取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する
タオルや食器、箸、スプーン等などを共用しないことも大事です。トイレやお風呂は、水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤でもウイルス量を減らすことができます。洗濯や食後の食器洗いを別洗いしたりする必要はないです。
タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄を行います。感染者のものを分けて洗う必要はありません。
ただし、洗浄前のものを共用しないでください。特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共用しないようお互いに確認したいものです。
感染者が別の部屋で生活していても、トイレ、洗面所、浴室などを共用すると思います。ウイルスは物についてもしばらく生存しているため、ドアの取っ手やノブ、ベッド柵ウイルスがついている可能性はあります。
0.05%の次亜塩素酸ナトリウム(薄めた漂白剤)で拭いた後、水拭きするか、アルコールで拭きましょう。
トイレや洗面所の清掃をこまめに行いましょう。
清掃は、市販の家庭用洗剤を使用し、すすいだ後に、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムを含む家庭用消毒剤を使用します。
ハイター消毒液の正しい作り方
材料
- キッチンハイター
- 水
- 空のペットボトル(500ml)
他にキッチンブリーチや洗濯用ハイターなどがありますが、成分はほぼ同じなので作り方は一緒です。
ただしワイドハイターは酸素系漂白剤になりますので消毒液は作れません。
消毒液を作る際はボトルの裏面に書かれている成分が次亜塩素酸ナトリウムとなっているか必ず確認して下さい。
拭き掃除で使う場合
500mlペットボトルに水を入れペットボトルのキャップ半分のキッチンハイターと混ぜ合わせる。
キャップ1杯分は約5mlなので、キャップ半分で次亜塩素酸ナトリウム0.02%の消毒液となります。(以降もキャップとはすべてペットボトルのキャップのことです)
通常の拭き掃除では0.02%くらいで大丈夫かと思います。
厚生労働省のHPでは0.05%に薄めるとなっています。
その場合はキャップ1杯分のキッチンハイターと混ぜ合わせて使用して下さい。
重点的に消毒したい場所
手すり
ドアノブ
リモコン
電気のツイッチ
水道の蛇口
椅子(背もたれも含む)
テーブル
スマホ などなど・・・・
触る頻度が高いものを中心に除菌・消毒を行って下さい。
また、最後に水拭きすることもお忘れなく!
嘔吐物などの処理に使用する場合
500mlペットボトルに水を入れキャップ2杯分のキッチンハイターと混ぜ合わせる。
これで、次亜塩素酸ナトリウム0.1%の消毒液になります。
嘔吐物の処理の仕方は以下の画像を参考になさって下さい。
引用:http://slideshowjp.com
感染症にかかると下痢を伴うこともありますので、トイレもこまめに掃除をする必要があります。
その際、トイレのドアノブの拭き掃除もお忘れなく!
使用時の注意点
- キッチンハイターで作る消毒液は作りおきは出来ません。
作った分はその日に使い切って下さい。
- 手袋を着用する
肌荒れをおこす可能性があるため手袋は必ず着用しましょう。
万が一皮膚に付着した場合はすぐに水で洗い流しましょう。※手・指用消毒液(ハンドジェル)の換わりにはなりません。
- 酸性洗剤と混ぜない
酸性の洗剤(トイレ洗浄剤等の強酸性のもの)と混ざると有毒ガスが発生し危険です。
- 材質への影響
金属製品に使用するとサビたり変色したりすることがあるため注意が必要です。
どうしても使用したい場合は最後にしっかりと水で洗い流して下さい。
- 換気を行う
次亜塩素酸ナトリウム消毒液を使用する際にはこまめな換気を行って下さい。
他にもまだあると思いますので使用時は注意事項をよく確認をして使用して下さい。
最後に
アルコール消毒液を購入できなくてお困りの方。。。沢山いらっしゃると思います。
正しい作り方を知っていればキッチンハイター消毒液で効果的に除菌・消毒を行うことが出来ます。
簡単すぐに作れますので、ぜひご家庭のお掃除にご活用下さい。
キャップ半分と少量で消毒液を作ることが可能なので在庫を確保しておく必要もありません。
なので買いだめをする必要がありませんね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました♪