2019年4月に起きた死者2名重軽傷者9名という大事故。
この「池袋暴走事故」を起こした飯塚幸三被告(89)の子供がNPO法人の『加害者家族ホットライン』に相談していたとのこと。
そしてNPO法人の代表の方がその内容を記事にし大変な話題となっています。
今回は飯塚幸三被告の家族がどのような苦悩をうちあけていたのか深堀りをしてみたいと思います。
加害者家族の苦悩か?飯塚幸三被告の子供の発言が話題
【吐露】池袋暴走事故、加害者家族「正直、逮捕してもらいたかった」https://t.co/rHzT6uqshF
「親子連れを見るたびに胸が詰まる思いがする」「被害者やそのご家族の気持ちを思うと居たたまれない」と話しているという。 pic.twitter.com/HHLMsRv5CG
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 9, 2020
NPO法人WorldOpenHeartの代表阿部恭子さんは当初、この相談者が飯塚幸三被告の子供であることは知らなかったということです。
「何日も食事が喉を通らず全く眠れていない」と話される相談者にはかなり憔悴した様子があり、精神科への受診を勧めた様子。
「なぜこんなことになったのか、これからどうしたら良いのか……」
2019年4月下旬、筆者が代表を務めるNPO法人WorldOpenHeartの「加害者家族ホットライン」に、父親が運転していた車が事故を起こし、多数の被害者を出してしまったという家族から電話が入る。
被害者の方々の容態が心配で、車に同乗していた母親も生死にかかわる重傷だという。
何日も食事が喉を通らず全く眠れていない。
言葉は少なく、憔悴しきっている様子が伝わってきた。
精神的に相当追い詰められている相談者に対し、筆者は精神科に行くよう促し、無事を確認するため何度か電話を入れていた。
相談は匿名で、事件の詳細をあれこれ聞くことはしない。
相談者が、「池袋暴走事故」の加害者家族だと判明したのはだいぶ後のことだった。
引用元:現代ビジネス
池袋暴走事件の加害者家族がバッシングされて辛いという。そうだと思う。しかし、何故加害者は逮捕も勾留もされず容疑者とも呼ばれなかったのか、何故彼だけ特別扱いされたのか理由が分からなければ人々は納得しないだろうし、何より無罪の主張を家族が支持するなら人々の怒りはおさまるまい。
— amenbo (@amenbo_2015) October 9, 2020
バッシングの嵐!「正直、逮捕してもらいたかったです・・・」
飯塚幸三被告は逮捕されず、また裁判もなかなか開かれないことから世間から
「旧通産省の官僚だから特別扱いをされている」
「上級国民」
といったバッシングが起こり、その矛先は家族(息子や孫)にも向かったとのこと。
被告人の自宅には嫌がらせの電話や手紙が届くようになった。
バッシングは被告人だけにとどまらず、「家族も同罪」「家族も死刑」といった書き込みもあった。
引用元:現代ビジネス
世間から浴びせられるあまりにひどい罵詈雑言、悪意あるメディアの報道のあり方に家族は
「正直、逮捕してもらいたかったです……」
と話したとのこと。
暴走事故でボロボロになったのは、
加害者じゃなくて被害者の家庭ですわよ。加害者の家族は誰一人亡くなってもいないし、
拘束されているわけでもないから、家でお寿司でもすき焼きでも食べられるんですもの。 pic.twitter.com/pFvzWOffqy— 青い虫 (@aoimushidesu) October 8, 2020
医師から車の運転を止められていたというのは嘘?!
当時、飯塚幸三被告は医師から車の運転をやめるように言われていたとの報道がありました。
ただし、家族の話によるとそのような事実は一切ないということです。
「医師から運転を止めるように言われていたにもかかわらず運転していた」など、悪質性を裏付ける報道が続いたが、そのような事実はなく、車を擦ったりぶつけたりといった家族が不安になるような問題も起きてはいなかった。
引用元:現代ビジネス
これが本当だとしても、事故後映し出された飯塚幸三被告の杖をついた足元のおぼつかない様子は驚愕でした。
人に支えられないとまともに歩くことも出来ない状態で車の運転をするなんて・・・
医師に止められていなかったとしても、免許返納や車の運転をやめるなど家族で話し合う機会はなかったのかと普通に考えてしまいます。
飯塚幸三被告の子供の相談内容がなぜ今記事に?!
加害者家族の苦悩も相当だと思います。
ただこの記事が出たタイミングが初公判のすぐ後ということで、ネット上では
「これも何かの作戦なのか」
との憶測が飛んでいます。
初公判で飯塚幸三被告が無罪を主張したことで、今回の加害者家族・飯塚被告の子供の発言がクローズアップされてしまっています。
加害者家族がどれほどのつらい立場に置かれているか、大変だとは思います。
ただし、この事故によって愛する奥さんと小さなお子さんの命を奪われた松永さんの想いを考えると。
遺族の思いに重きをおいて欲しいと個人的には思ってしまいます。
ネットの反応
加害者家族も誹謗中傷されてるみたいな被害者だという記事みたけど、家族だったら説得して罪認めさせろよと思うよね。それすらしないなら誹謗中傷されても仕方がない。こんな糞爺の為に若い母子の命が亡くなったと思うと、もうしんどいわ。。
— oldguys (@oldguys15) October 9, 2020
全て読んだ。だからどうした。2人殺して9人轢いた事実は1ミリも動かない。家族に罪はない、確かにその通りだが、家族が受ける社会的処罰も本人の罪。それを批判する前に、真実を語らず逃げ回る容疑者を糾弾しない筆者は単なる偽善者。https://t.co/px2EoLligi #現代ビジネス
— Yuji Kawakubo (@yujikawakubo711) October 8, 2020
上級国民“加害者家族”に起きていた事?
何の落ち度もない犠牲者とご遺族への思いがあれば、自分達の苦悩という“主張”などしない。被害者面して同情を買うつもりだろうが、知った事ではない。この家族もろとも、やはりまともでない事が分かった。この記事を書いた人間も偽善。 https://t.co/w4CXG9NiZ8
— にこ姉 (@nikone_niko25) October 9, 2020
加害者の家族に罪はないとは思うけど、記事の内容に関しては言い訳にしか見えなかった
どれだけ事故当時の状況と報道の細かな差異を伝えられても、あの人が母子を殺した事実は覆らないし、私たちが話してるのはそこなので……— みそ (@samazama_otaku) October 9, 2020
加害者の家族がバッシングを受ける謂れはないと思っていて、いくら事実のもと加害者が憎くてもその家族までは気にすまいと思ってはいる。でも申し訳ないんだが、人を殺しておいてあの態度では、坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとなってしまっても仕方のないことかもしれん。人間て大半はそんなもんだし
— カルメラ (@_KARUmera) October 9, 2020
https://twitter.com/tanreimilk/status/1314379061762777088
事故は加害者の家族も不幸にする。だから反省をし、再び同じ過ちが起きないよう努めるべきだ
…普通はそうなんだろうけど
なんで証言翻して罪状を認めなかったんだろう
無罪の確信があるのか?違うよね。減刑もしくは時間切れを狙ってるようにしか。被害者の遺族のこと考えると胸が締め付けられる
— まっさお (@mso0070) October 9, 2020
https://twitter.com/avoca_drone/status/1314331324090519552
松永さん、家族を奪われて悲しいとか憤りとか全ての感情を押し殺して、前例を作らない為に加害者や司法と向き合っていくっていう冷静な態度と前向きな姿勢は見習うところがあるなぁ、、、、この人の活動がどうか報われて欲しい
— シルビア壊れラーメン (@kowareta_kuruma) October 8, 2020
なんだこの記事は!?
【加害者も苦しんでるんだから責めないようにしようね】
としか聞こえない内容だな!?
一番守られるべきは被害当事者と家族なんだよ!!
加害者の苦しみなんて二の次三の次で良い!!
この記者は自分や家族が同じ事をされたら同じ事が言えるだろうか?
偽善者丸出しである。 https://t.co/BhCIO3iwjQ— 矢作省吾 (@yahagi_shougo) October 9, 2020
まとめ
「【加害者家族の苦悩】飯塚幸三被告の子供の発言が話題!なぜ今記事に?!」という内容でお伝えをしました。
やっと始まった初公判。
「上級国民」と揶揄されている飯塚幸三被告の裁判は大変注目をされています。
そして飯塚被告のまさかの「車のせい」という無罪主張。
飯塚被告の主張が通り無罪になるのか、懲役刑になるのか。
今後の裁判の行方から目が離せません。
最後までお読み頂きありがとうございました。