岡村隆史さんがご自身がパーソナリティをつとめるラジオ「オールナイトニッポン」で女性を軽視する不適切発言をし問題となりました。
それをうけナイナイの岡村さんは2020年4月30日に同ラジオで初めて謝罪をしました。
そしてそのラジオには降板して5年半が経つ相方の矢部浩之さんが急きょ登場し公開説教となりました。
その説教内容はあまりにも厳しすぎるものでしたが、ネット上では「愛があるからこそ本当のことを言える」「岡村さんを想ってるからこそきびしいことが言える」「やべっちは最高の相方」「やべっちのコメントが胸に刺さる」などと矢部浩之さんのコメントを称賛する声が多数あがりました。
今回は矢部浩之さんが岡村隆史さんへはなった「愛ある究極のダメ出し!公開説教」について深堀りしてみたいと思います。
岡村隆史さんの不適切発言について
まず最初に岡村隆史さんがどんな内容の不適切発言をされたのかおさらいをしておこうと思います。
2020年4月23日深夜ラジオ「オールナイトニッポン」でエンディング間近にリスナーから「しばらく風俗へ行けない」と質問を受け応えた内容が問題となってしまいました。
以下がその内容です。
「(コロナが)収束したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけども、お嬢(風俗嬢)やります。短時間でお金を稼がないと苦しいですから。3カ月間の間、集中的にかわいい子がパッと働いてパッと辞めます」
「今、我慢して、風俗に行くお金を貯めておき、そして、いろいろ仕事ない人もアレですけども、切り詰めて切り詰めて、その時の3カ月のために頑張って、今、歯食いしばって踏ん張りましょう」
引用:Yahooニュース
矢部浩之 岡村隆史に強烈ダメ出し!公開説教の内容は?
ラジオの冒頭、岡村さんは一人で謝罪をされていました。
「えー」や「あのー」などの言葉が多く、正直「大丈夫かな?最後までやりきれるのか」と心配になりました。
そしてラジオ開始から約35分後「やったな、お前。やってもうたな」と声を荒げながら矢部さんが登場し「もう、もたんやろ。2時間」「緊急事態よ、ナインティナインも。な!情けないやろ、情けないなぁ」と岡村さんを叱責。
岡村さんはひたすら「申し訳ない」と謝るだけでした。
言い方はきびしいですが、この矢部さんの「もう、もたんやろ。2時間」という言葉の中に優しさというか岡村さんを思いやる気持ちが感じ取れぐっとくるものがありました。
矢部は「こんな言い方したら、岡村隆史の発言で不快に思われた方に勘違いされるのはちょっと嫌なんですけど、なんかええ機会もらったよ」
「公開説教しようときょうは思ってね。リスナーの方はもちろん感じてるでしょうけど、あんまりいい感じじゃないやん、ナインティナイン。こんなの言うことじゃないし。
でも、いい機会やなと思って来たんですよ」と語った。引用:中日スポーツ
「あんまりいい感じじゃないやん、ナインティナイン」矢部さんのこの言葉が非常に気になります。
確かに最近、個別でのお仕事ばかりでお二人一緒の姿を見ることが少なくなってきているような気がします。
その後も矢部さんは岡村さんに対しかなり具体的な内容のきびしいダメ出し(公開説教)を1時間20分ほどされました。
以下、矢部浩之さんの愛ある公開説教の一部を記載します。
「緊急事態、情けないよ。出会ったのは先輩と後輩だけど、きょうは相方として話しに来ました」と切り出し「表(おもて)ではあるのよ。
本番中とか人がいるとこでは謝られるのよ。内弁慶なところあるやんか。覚えてるのよ。体を壊して5ヶ月で帰ってきて、最初に『めちゃイケ』の収録して、終わってからあんたからメールが来たのよ。
『すべて笑いに』って一行。
いやいや、もうちょいあるやろ。オフのところが大事なんじゃないかな。
お笑いコンビの前に人間で出会ってるから。そういう事を見たくなくて距離を取ったとこがあるのよ」と岡村の性格を指摘。引用:livedoorニュース
高校時代サッカー部の先輩後輩という関係のナインティナイン。
コンビ結成時、今後敬語はやめようと対等の立場で進んでいくことを決めましたが矢部さんいわく岡村さんの中で矢部さんはいつまで経っても「サッカー部の後輩」
そう思っているから直接謝ることが出来ないと指摘しました。
「一言でいうたら、天然やし、逃げ癖があるのよね。
よくオレが目にしてたのは、目上の方とかに誘われると『お願いします、ぜひ行かせてください』って言って、でも楽屋に戻ってからマネージャーに『仕事って言って断って』って。それ自分で言えよと。誘われた直接の人には言わない。
これは逃げだと思う。根っこの性格かもしれないし」と相方としての意見を伝えた。
引用:livedoorニュース
岡村隆史さんの逃げ癖については、女性との恋愛面についても現れていると指摘。
最後に彼女の両親に挨拶したのは「高校生の時」との岡村さんの発言に正直引いたと矢部氏。
そういう意味の挨拶じゃない。
50近くのおっさんにもなってきちんとした大人の付き合いをしたことがない。
そういうのも含めて避けてきてしまった、だから逃げ癖になるんやと思う。
人と関わることから逃げ続けて来た結果、今回の問題発言に繋がったとコメント。
「簡単に言ったら天然やろうなと。わざとじゃない。
楽屋でスタッフからコーヒー持ってこられて『ありがとう』がない。
昔は気づかなかったかもしれないけど、今はコンビの仕事も少なくて、たまに会うから、余計に感じる。
恋愛の番組で俺が『結婚がうまくいく秘訣』を聞かれて、『ありがとうとごめんなさいを言う』と答えたら、俺に『白旗あげたんか』と言った。
女性を敵として見ているのか」と性格の問題面に言及。「結婚して子供がいたら、家族はチームや。お母さん監督で、いっぱい褒めていっぱい怒って。こっちは冷静にその様を見ている。
ありがとうとごめんなさいが大事だと身に染みているから。
それを『白旗』って。それって性格やねんな」と根本的な部分をただした。引用:livedoorニュース
岡村さんは元々の感覚として他人に対して「ありがとう」が出てこない、天然だからわざとじゃないそこが怖いとも・・・
確かに他人にたいして感謝が出来ないというのは人間性が疑われても仕方がないかもしれない。
「ラジオを続けるのはすごいと思うよ。オレなんて途中でリタイアしたから、辞めた人間に言われたくないだろうけど、リスナーはみんな岡村隆史が大好きでイエスマンよ。
注意してくれる人がほとんどいなくなってきた。
スタッフ含めて、全員が空気をそうしたんですよ。知らん間に芸歴も長くなって、偉くなってもうたから」と厳しく分析。引用:livedoorニュース
矢部さんのきびしい指摘に岡村さんは「ごめん、ほんと申し訳ない」とひたすら誤り続けていました。
確かに今のナインティナイン立場からすると意見するスタッフさんはいないかもしれません。
しかし、それにあぐらをかいてはいけないということに岡村さんは気づけたのでしょうか。
2010年に岡村が体調不良で休養し、5ヶ月後に復帰したことを振り返り
「復帰したらみんなさらにやさしくなってんねん。それはさらにぬるま湯になってたかも。
アンタはアンタで地獄を見て大変だったと思うけど、コンプレックスもあって、可哀想さんやねん。普通のタレントの基準がわからんけど、あるタレントが言ったら炎上するけど、アンタが言っても炎上しない幅が広がった。なぜなら可哀想さんだから」と休養を経ての変化についても言及。「でも、世の中にはもっとつらい人がおるってことやな。50歳になってお金持ってて、自分の思ったような家に住めてて、好きな車買えて、可哀想さんちゃうもん。あなたの本質は真面目とか、自己プロデュースも番組プロデュースもあって、いろんな人の力でやってこれたけど、景色を変えたほうがいいと思う」
引用:livedoorニュース
確かに岡村さんがうつ病から復帰され周りは腫れ物に触るような感じだったのではないかと思います。
そんなデリケートな部分にも厳しくダメ出しをした矢部浩之さん、称賛の声が上がるのも頷けます。
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ナインティナインの今後は?解散もあり?!
矢部浩之さんも冒頭に話されているように、今ナインティナインはあまり良い感じではないようです。
ただ、窮地に陥った岡村隆史さんを助けるためにあえて矢部さんは公開説教という形をとったのだと思います。
今回、矢部さん・岡村さんの人間性がはっきりと分かれてしまったと思います。
色々な経験を積み人間性を磨いていった矢部浩之さん。
一方、見た目はおじさん中身はいつまで経っても子供のままだった岡村隆史さん。
今後のナインティナインがどうなってしまうのか?心配ではありますが。。。
距離をおいているとはいえ、岡村さんのことを想い手を差し伸べる矢部さんの今回の行動を見て解散はないのでは??と思いますが・・・
これから岡村隆史さんがどういった行動するかで今後のナインティナインは変わっていくかもしれないですね。
2020年4月30日のオールナイトニッポンはこう締められました。
矢部は今後改めていかなければならない点があると指摘した上で、1時間以上にわたる公開説教を終えた。
岡村が「ごめんな」と謝ると、矢部は「かまへん」と返し、最後は2人そろって「わーわー言うとります。お時間です。さようなら」とおなじみのフレーズで番組を締めくくった。
引用:livedoorニュース
矢部浩之 岡村隆史へ公開ダメ出しのまとめ
今回は矢部浩之さんの公開ダメ出し(説教)についてお伝えをしました。
矢部浩之さんの強烈な指摘、それに対してひたすら謝り続ける岡村隆史さん。
今回の問題発言騒動ですが岡村さんは矢部さんにかなり救われたのではないでしょうか。
矢部さんに感謝しなくてはいけませんね。
岡村さんも充分に反省はしていると思いますので、矢部さんの言葉をしっかりと胸に刻み今後の活動に生かしてもらいたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。