2020年6月4日 兵庫県宝塚市の住宅街で親族4名がボーガンで撃たれる殺傷事件が起きました。
大変痛ましい事件が起きてしまった住宅の場所はどこなのか?
住宅は事故物件となってしまうのか?
有名な事故物件サイト「大島てる」は殺人事件現場の場所を特定しているのか調べてみたいと思います。
兵庫県宝塚市安倉西 ボーガン殺傷事件とは
兵庫県宝塚市安倉西の住宅街で起きてしまった痛ましい殺傷事件。
最使用された凶器がボウガンということで驚かれた方も多いと思います。
まずは事件の概要をお伝えしたいと思います。
4日午前10時ごろ、兵庫県宝塚市安倉西の住宅で、女性3人、男性1人の親族4人がボーガンで撃たれ、警察はこの家に住む大学生野津英滉容疑者(23)を殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。
撃たれた人のうち男女3人が死亡し、亡くなったのは、野津容疑者の祖母の好美さん(75)、母親のマユミさん(47)、弟の英志さん(22)と確認されました。
また、伯母の百合江さん(49)がけがをして病院で治療を受けています。
野津容疑者は調べに対し「自分が持っていたボーガンで撃ったことに間違いありません。家族を殺すつもりだった」と4人を撃ったことを認めているということです。
現場では少なくとも5本の矢が確認され、4人はいずれも首や頭に矢が刺さった状態だったということで、警察は、今後、容疑に殺人を加え、家族間でトラブルがなかったかなど、詳しいいきさつを調べることにしています。
引用元:NHK
逮捕された野津英滉容疑者(23)は「家族全員を殺すつもりだった」と供述をしているよう。
事前に近所に住んでいた叔母を自宅へ呼び、家族を集めていることから計画性が感じられます。
いったい、殺意を抱くほどのどんなトラブルが家族間にあったのか非常に気になるところです。
警察が駆けつけた時の住宅の状況
野津容疑者にボーガンを撃たれた叔母は矢が刺さったままの状態で近所に助けを求めたということです。
ご近所の方も大変驚かれ、そして恐怖を感じたのではないかと思います。
現場の住宅は2階建てで、4人のうちの3人は、いずれも1階で倒れていました。
死亡した2人のうち、野津容疑者の祖母とみられる70代の女性は、1階の居室に右半身を下にして、母親とみられる40代の女性は、台所とリビングを兼ねた部屋にあおむけになって、倒れていたということです。
また、けがをした弟とみられる20代の男性は、1階の浴室の脱衣所にうつ伏せに倒れていたということです。
いずれも首や頭に矢が刺さった状態で見つかりました。
また、ボーガンで撃たれた40代のおばは、矢がささったままの状態で住宅を抜け出し、近所に助けを求めていました。
一方、野津容疑者は、警察官が駆けつけると、自宅の前に出てきたということです。
その後、ボーガンは、1階のリビングに置かれているのが見つかりました。
引用元:NHK
【大島てる】宝塚市ボウガン殺人事件現場の場所特定
事故物件サイト「大島てる」事故・事件が起きた場所の特定が早いことで有名です。
大島てるとは
日本で唯一の事故物件(殺人事件・自殺・火災などで死亡者の出た物件)を公開している情報サイト
今回の「ボーガン殺傷事件」の場所もすでに特定をされていました。
以下がその「大島てる」に公開された画像になります。
日付・事故物件内容が同じですね。
女性2人死亡となっていますが、その後弟さんも病院に搬送後 死亡を確認されているので事件が報じられてすぐに場所を公開したと考えられます。
さすが「大島てるは仕事が早い」と言われる要因はこれだと思います。
【参考】ボウガンとは何なのか?
今回、事件に使用された「ボーガン」とは。
「ボーガン」や「クロスボウ」と呼ばれる引き金を引いて矢を発射させる洋式の弓。
「日本ボウガン射撃協会」によりますと、ボーガンは現在、国内では製造されていませんが、アメリカやイギリスなど海外で製造されたものが、国内でも市販されているということです。
流通しているもののほとんどはレジャー用ですが、殺傷能力が高いものもあり、協会は、「ボーガンの所有者は、事故や危害の防止に努める責任がある」と呼びかけています。
ボーガンなど洋式の弓矢を使って人や鳥獣を殺傷する事件が各地で起きていますが、兵庫県警によりますと、現在の法律では銃刀法の規制の対象にはなっていません。
茨城県などでは条例で「人の生命や身体に危害を及ぼすおそれが著しい」として18歳未満への販売や所持を規制していますが、兵庫県では、こうした規制は定められていません。
引用元:NHK
殺傷能力があるこんなに危険な物なのに銃刀法の規制になっていないなんて驚きました。
過去にもボウガンを使用した事件がいくつか起きています。
この事件をきっかけに何かしらの規制を行ってもらいたいですね。
過去に起きた「ボーガンを使った事件」
過去に起きたボーガン事件についていくつかまとめてみました。
令和元年5月、北海道日高町で50代の父親をボーガンを使って殺害しようとした当時29歳の男を殺害未遂の疑いで逮捕。
平成27年、愛知県武豊町で新聞配達をしていた30代の男性がボーガンで撃たれ、その後刃物で切られ大怪我。
当時28歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕。
平成11年、埼玉県川越市の当時の法務省官房長の自宅にボーガンの矢を撃ち込み当時35歳の男を器物破損の疑いで逮捕。
【大島てる】ボウガン殺人事件の場所特定かのまとめ
今回は宝塚市で起きたボウガン殺傷事件について。
「大島てる」が事件現場の情報を公開したという内容でお伝えをしました。
最後までお読み頂きありがとうございました。
