災害・被害

久留米市の冠水被害画像・動画!ボランティア募集開始【令和2年7月豪雨】

ボランティア開始

2020年7月3日から降り続き各地で大変な被害を出している今回の記録的大雨。

筑後川氾濫により福岡県久留米市にも浸水・冠水の甚大な被害をもたらしています。

7月7日に筑後川は氾濫、2日経った現在も久留米市では水が引かず、住民は困惑をしています。

今回はSNS上にあげられた久留米市の被害状況についてお伝えします。

また、久留米市ではボランティア募集を開始されたのでその詳細もご紹介したいと思います。

福岡県久留米市の冠水被害画像・動画

福岡県久留米市の冠水は「内水氾濫」が原因?!

中々、冠水した水が自然に引かない・・・

何故なのか調べてみました。

どうやら久留米市の浸水・冠水被害は筑後川氾濫が直接の原因ではなく、大量の雨水を市街地から河川に排水できず、水が溢れてしまう「内水氾濫」が原因のようです。

国交省などによると、一連の豪雨で筑後川の水位は大きく上昇。

大量の水が支流を通じて市街地に流入する事態を防ぐため、6日頃から支流の水門を閉じていった。

このため、支流に流れ込んでいた水路があふれ、行き場を失った水が住宅街などに押し寄せ、広い範囲で冠水が起きたとみられる。

各地で排水ポンプを動かしたが、追いつかなかったという。

引用元:読売新聞オンライン

久留米市では2012年の九州北部豪雨や2018年の西日本豪雨でも同じような被害が発生しています。

住民は「またか」という思いとともに「今回はなぜこんなに水が引かないのか?」と疑問の声をあげています。

今回は上流の雨量が特に多く排水が一向に進まなかったよう。

それだけ、今までに経験がない大雨だったといえます。

近年、異常な大雨が続いています。

行政も対策の見直しなどしなくてはいけない時期なのかもしれませんね。

SNS上に上げられた動画・画像

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久留米市がボランティア募集開始

久留米市の社会福祉協議会は今回の大雨被害発生につき、「久留米市災害ボランティアセンター」を設置しました。

以下にその詳細を記載します。

被災された方へ

生活環境の回復のために、床上浸水した世帯を対応します。(事業所を除く)

・災害ゴミなどの屋外への運び出し

・家具や室内のふき掃除・泥おとし作業

・屋内の泥のかき出し作業 など

【派遣を依頼する方へ】

ボランティアの皆さんは、被災者のお手伝いをしたいという気持ちから集まっています。

なんでもできるわけではないということと、以下の点をご了承下さい。

・ボランティアには、謝礼や食事の用意は不要です。

・一般住宅にうかがいます。事業所の片付けなどのご要望にはお応えできません。

・専門的技術を要することや危険を伴う作業など、ご要望にお応えできない部分もあります。

・ボランティアの参集の都合で、すぐにご要望にお応えできない場合もあります。

・新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した活動となりますので、通常より時間を要する場合があります。

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

みなさんにご迷惑をかける場合もあるかもしれませんが、温かく見守ってください。

【問い合わせ・依頼先】

電話で久留米市災害ボランティアセンターへお申し込みください。

聴覚障害のある方はFAXをご利用ください。(ニーズ依頼票)

久留米市災害ボランティアセンター(久留米市社会福祉協議会内)

〇住  所 福岡県久留米市長門石1丁目1ー34

〇電  話 080-8594-2469

080-8594-2470

聴覚障害者専用(FAX0942-34ー3090)

〇受付時間 9時から15時まで

引用元:久留米市社会福祉協議会公式HP

久留米市ボランティア画像引用元:久留米市社会福祉協議会公式HP

ボランティア募集について

ボランティア募集を開始しました。

(ボランティアの募集は福岡県内在住の方とします。)

登録申し込みはこちらからお願いします。

なお、日々の活動予定など、最新の状況はツイッター及びラインにてお知らせします。

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

引用元:久留米市社会福祉協議会公式HP

ボランティア募集画像引用元:久留米市社会福祉協議会公式HP

久留米市社会福祉協議会LINE公式アカウントはじめました

コミュニケーションアプリLINEを活用して災害ボランティアセンターの情報などを発信します。

登録についてはこちらをクリックしていただき、QRコードをスマートフォンなどのカメラで読み取り、緑のアイコンの友だち追加ボタンを押して、友だちに登録してください。

引用元:久留米市社会福祉協議会公式HP

ボランティアに興味がある方は必ず条件等を確認し申込みをして下さい。

コロナ禍でもありますので、申込みをしないで直接現地へ出向くなどの行動はしないようにお願いします。

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【令和2年7月豪雨】と気象庁が命名!

2020年7月3日から続いている大雨について気象庁は「令和2年7月豪雨」と命名しました。

現在も豪雨状況は継続中のため、今後発生する可能性のある現象についてこちらの名称を使用すると発表しました。

気象庁では、顕著な災害をもたらした大雨などの自然現象について、防災関係機関等による災害発生後の応急・復旧活動の円滑化や、後世に経験や教訓を伝えることなどを目的に、名称を定めることとしている。

台風を除いた気象現象の場合、名称を定める基準は、顕著な被害(損壊家屋等1000棟程度以上、または浸水家屋1万棟程度以上の家屋被害、相当の人的被害、特異な気象現象による被害など)が発生した場合としている。

引用元:Yahooニュース

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まとめ

福岡県久留米市の「令和2年7月豪雨」の浸水・冠水被害についてとボランティア募集についてまとめてみました。

気象庁によると今後も断続的に大雨の予想との発表がされています。

引き続き最新の情報を確認しつつ、最大限の警戒を続けて下さい。

また、さらなる被害も発生する可能性もありますので、浸水・冠水している所や危険な場所には絶対に近づかないようにして下さい。